【小郡市】外壁塗装業者に依頼するタイミングと判断基準について

外壁の塗り替え時期

タイミングの判断基準は、使っている塗料や建材の材質、周囲の環境などによって異なります。どの住宅の外壁も塗装された状態からある程度の年月が経過すると、塗料の防水機能などは低下してしまいます。外壁材や塗料には耐用年数があり、一般家庭用の住宅で使用されるものは約7～10年とされています。外壁材・塗料は目に見えない部分でも劣化が進行しているため、10年を目安に塗り替えを検討するとよいでしょう。

劣化のサイン

外壁塗装の依頼をいつ行えばよいのか、ご自身で判断するのは難しいかもしれません。実は、目視でわかる劣化のサインがありますので、以下でご紹介いたします。

・艶がなくなる

紫外線や雨風の影響で外壁の艶が失われてしまうことがあります。これも、劣化のサインです。

・色褪せ

通常3年ほどが経過すると、外壁の色褪せが始まります。外壁の色褪せは、塗膜が劣化している証拠といえます。塗膜に劣化が見えなくても、外壁の色褪せを発見したら、外壁塗装を検討したほうがよいでしょう。

・触ると粉がつく

壁に触ったり寄りかかったりしたとき、手や衣服にチョークのような白い粉がついたという経験がある方も多いかもしれません。これはチョーキング現象といい、紫外線や雨風が原因で起きる劣化のサインです。チョーキング現象が発生していることは、塗膜が劣化していることを意味します。

・コケやカビが発生している

コケやカビの発生は、外壁の防水機能が低下していると起こります。軽度なコケやカビなら、柔らかいスポンジで落とせます。ご自身で掃除する際には、塗膜に傷をつけてしまう硬いスポンジを使うのは控えてください。コケやカビが大量に発生している場合には業者によるメンテナンスが必要です。

・塗装が剥がれている

外壁の塗装がポロポロと剥がれたり、膨らんだりしている場合は、外壁塗装を検討しましょう。塗装の剥がれは経年劣化で起こるのが一般的ですが、稀に塗ったばかりで起こることもあります。その場合は、施工不良が考えられますので、施工した業者にできるだけ早く連絡することをおすすめします。

・ひびが入っている

外壁に入っているひびは、外壁の防水性が衰えているサインであり、放っておくと雨漏りなどの被害が起きます。ヘアークラックと呼ばれる、幅が0.3mm以下の細さのひびなら、緊急性は低いです。幅が広いひびの場合、放置はおすすめできません。大きなひびを発見した場合には、外壁塗装を検討しましょう。

塗装を長持ちさせるためのポイント

塗装を長持ちさせるためには、塗料選びが大切です。塗料には種類があり、それぞれ耐用年数が異なりますので、適したものを選ぶ必要があります。最も長持ちするのが、フッ素樹脂系の塗料です。ただし、塗膜が非常に硬くなるため、モルタルや木材など経年劣化で収縮する素材に塗るのには向かないというデメリットもあります。

塗料を選ぶ際は、建材との相性や耐久性、費用などを比較しましょう。判断するためには専門的な知識も必要ですので、お住まいの地域で評判がよく、信頼できる専門業者に相談することをおすすめします。